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インフルエンザ対策と鼻呼吸
2018年1月9日
皆さん、こんにちは。
寒い季節は何かと体調を崩しがちかと思われますが、特に注意が必要なのが、皆さんご存知のインフルエンザかと思われます。
当院でも、いまのところは大丈夫なのですが、皆様にご迷惑がかからないよう、インフルエンザ対策を日頃からしっかり行なっております。
そこで以外と知られていない、インフルエンザ対策をご紹介したいと思います。
インフルエンザは湿度や温度に敏感で、低くなればなるほど、活動が活発になると言われています。
なので、まず簡単な対策としては、湿度と温度を下げない事が重要です。
湿度は50%以上、温度は22度以上を4時間程維持する事が必要と言われており、
よく空気の入れ替えで換気をしろと言われ、窓を開けた事があるかと思いますが、
これは湿度と温度を下げてしまうので、絶対にやってはいけない事になります。
ちなみに30度以上になるとほとんど死滅してしまうと言われています。
呼吸の仕方一つで対策もできます。
鼻呼吸を行うことです。
鼻にはたくさんの線毛というフィルターがあり、外気の粉アレルゲンやウィルスを排除してくれる機能があります。
ただ、吸った空気でノドの温度が30度以下になると、その線毛の動きが鈍くなり、
外気のアレルゲンやウィルスが侵入しやすくなると言われています。
湿度や温度をしっかり保っていれば、鼻からはだいたいのものは入ってこないことになります。
口呼吸の場合、外気の温度の上昇率が低く、加湿もできないため、温度の低い乾いた空気がノドに行ってしまい、
同時に口腔内の乾燥も起こし、ウィルスの活動がさらに活発になってしまいます。
インフルエンザにかかりやすい人は、大抵が口呼吸を行っているケースが多いです。
家族みんなで鼻呼吸の習慣をつければ、家族内でインフルエンザが蔓延することはなくなるでしょう!
鼻呼吸が難しいという方は、当院で鼻呼吸ができるようトレーニングも指導しておりますので、是非ご相談ください!
宜しくお願い致します。
ひばりデンタルケアクリニック
上田