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麻疹の流行について
2018年5月7日
こんにちは。
GWも終わってしまいましたね。
このお休みの間によくニュースで耳にしたかとは思いますが、お子様がいらっしゃるお家で心配な麻疹(はしか)についてのお話です。
お子様だけでなく、大人も注意が必要なのですが、
麻疹ウィルスに感染後10〜12日の潜伏期間を経て、38度前後の発熱や咳などが2〜4日位発症します。乳幼児では下痢、腹痛などがある場合もあるようです。
この段階で口の中には「コップリック斑」と言われる奥歯あたりの頬の粘膜に白色の小さな斑点が現れます。
その後、3〜4日続き、症状は軽快していきます。
麻疹はインフルエンザと感染経路が似ており、飛沫、接触感染対策が大切です。
やはり一番は手洗い、うがいということになります。
麻疹の治療としては、直接効く薬はなく、対処療法と一緒に二次感染予防のため、抗生剤を処方することになるケースが多いようです。
やはり一番は予防接種となります。
お子さんの状態を毎日しっかり観察することが大事ですが、お口の中に関しても仕上げ磨きの時に頬の粘膜をチェックし、白色の斑点がないかを見ることも大事かと思われます。
こういったものが見られた場合は麻疹を疑う必要がありますので、小児科への受診をお勧めします。
歯科医院へは症状が軽快してからの受診が好ましいかと思われます。
何かわからないことがありましたら、当院スタッフまでお声掛けください。
宜しくお願い致します。
ひばりデンタルケアクリニック
上田