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親知らずは抜いたほうがいいの?
2020年1月16日
このような質問が患者さんとのお話の中で多くあります。
まず、親知らずとは第三大臼歯と呼ばれ20歳前後に歯列の一番奥に生える歯です。
まっすぐ生えていて正常に噛み合っていれば特に問題はありません。
しかし、最近の日本人は顎が小さい傾向にあり、スペースが足りず、親知らずが傾いたり横向きになったりするケースが多いのです。
加えて、歯ブラシが届きにくいので汚れが溜まりやすくなってしまいます。
それにより次のようなトラブルを引き起こします。
・歯肉の炎症(智歯周囲炎)
・虫歯(親知らずの隣の歯も含む)
・口臭
・顎関節症
これらの症状がある場合は抜くことをお勧めします。
ただし、症状がなく今は大丈夫でも、親知らずは長い時間をかけてゆっくり動くので、抜歯をするかしないかの判断も変わってきます。
親知らずに関してお困りの方は、当院には口腔外科専門医も在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。
歯科衛生士
小俣