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転んで歯が抜けてしまったら!

2020年9月8日

こんにちは!

 

歯科衛生士の齊藤です。

お子さんが遊んでいて転んでしまうなんてことはよくあることだと思います。

今回は転んでしまい

「子どもの歯が抜けてしまった!!」という場合の適切な対応についてお話ししたいと思います。

 

歯を強打してしまうと

・歯が揺れる

・歯が欠ける

・歯の位置がずれてしまう

・歯が抜ける

 

という症状が起こる可能性があります。

完全に抜けてしまった歯を元に戻せるかは、医療機関を受診するまでの間に抜けた歯をどの様に保存していたかでも大きく変わってしまいます。

 

大切なことは『歯根膜が生きていること』です。

歯根膜が傷ついてしまったり、乾燥してしまうと元に戻すことは難しくなってしまいます。

歯根膜とは歯根と歯槽骨の間に存在する線維性の結合組織です。

別名「歯周靱帯(ししゅうじんたい)」とも呼ばれます。

 

歯根膜には、

・歯と歯槽骨をつなぐ役割

・緩圧作用(クッションのような役割)

・歯の感覚(触・圧・痛など)を感じとる役割

などがあります。

 

抜けた歯は水でこすり洗いをしたりティッシュなどに包んだりはせず、

・牛乳

・生理食塩水

などに浸した状態で、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

(上記のものがない場合は口の中に入れたままにしておくことでも乾燥を防ぐことができますが、小さい子供の場合は誤って飲み込んでしまうこともあるので注意が必要です。)

 

土などがついていても、できるだけ歯根には触れないことが大切です。

あとは抜けてからの時間も非常に重要ですので、なるべく早めに歯科医院に連絡をし受診するようにしましょう!