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季節の変わり目や気圧の変化で歯が痛む
2021年8月27日
こんにちは。
歯科衛生士の渡部です。
みなさんは梅雨の時期や台風の時に歯が痛くなることはありませんか?
雨が降ったり台風が発生すると、天気予報で「低気圧が・・・」と耳にすることがあると思います。
実はこの気圧の変化は歯痛と関係があるようで、飛行機に乗った時や登山、スキューバーダイビングなどでも痛む方もいるそうです。
なぜ痛くなるのかと言うと、
歯の内部には神経が通っている「歯髄腔(しずいくう)」と呼ばれる空洞があり、この空洞内の気圧と外気圧に差が出ることで、急激な変化に対応できずに神経や血管に圧がかかり、一時的に歯痛が生じることがあります。
これを「気圧性歯痛」といい、飛行機でも起こるため「航空性歯痛」とも呼ばれています。
想像するだけでも痛そうですね・・・。
健康な歯や適切に処置された歯では、このような痛みはほとんど起こりませんが、虫歯があったり、現在治療中の歯がある場合には、痛みが出やすいようです。
虫歯や治療途中の歯がある方は、放置せず、歯が痛くなる前に早めの受診をおすすめします。