ブログ
スウェーデン型プラークコントロール
2017年2月24日
こんにちは。
梅の花も咲き始め、先日はつがいのうぐいすを見ることができました。
春の訪れも、もうすぐですね。
さて今日は、簡単でより効率的に汚れが落とせる、歯磨きの方法をお話ししたいと思います。
予防歯科を国を挙げて導入し、多くの人々の歯を残すことに成功した、
先進国スウェーデンで実践されている歯磨きの方法
スウェーデン型プラークコントロールをご紹介します。
日本では、歯ブラシ1本で全体的に汚れを落とす方法が主流ですが、
予防歯科先進国スウェーデンではワンタフトブラシやフロス、歯間ブラシと併用して
普通の歯ブラシを使用します。
ここで重要なことは、磨き残しになりやすい歯と歯茎の境目や歯と歯の間を
ワンタフトブラシやフロスを使用して、先に清掃します。
次にいつも使用している歯ブラシで、全体をいつも通りに磨くだけです。
歯磨きに要する時間はいつもと変わらないのに、これだけで磨き残しが劇的に減ります。
当院では患者さんの磨けていない部分を確実に把握するため、染め出しを行い
お一人お一人に合った道具や歯磨き方法をご提案しています。
詳しくは当院のスタッフにお尋ね下さい。
渡部