筋機能矯正MRC
「歯を抜かない」
「ワイヤーがいらない」
「後戻りがない」
お口や顎の筋肉を鍛えて、お子さんに素敵な笑顔をプレゼントしませんか?
歯並びが悪くなる原因
原因は、顎の成長不足から歯が本来生えるべき場所に生えることができないから

現代の4人に3人の子供たちが、歯並びが悪かったり顎の発育に問題を抱えていると言われています。
歯並びの悪い子たちは皆、口呼吸や間違った食べ方・飲み込み方をしていたり、お口が正しく使えないことで顎の発達がうまくいかなかったことが影響しています。
それにより歯が本来生えるべき場所に生えることができず、結果歯並びが悪くなってしまうのです。
- お子さんのこんな症状が歯並びを悪くしている原因かもしれません
- ・口をぽかんとあけている
- ・口呼吸をしている
- ・口の臭いが気になる
- ・笑ったときに歯ぐきが見える
- ・寝ているときにいびきをする
- ・寝ているときに歯ぎしりがある
- ・歯がでこぼこに生えてきている
- ・食べ物をかみ切るのが苦手
筋機能矯正MRCについて
筋機能矯正MRCとはどんな治療?
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呼吸
(鼻呼吸)
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咀嚼
(食べ物をかむ)
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嚥下
(食べ物や飲み物を飲み込む)
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発音
(日常会話)
人の生活の基本となる、この4つを正しく行うクセをつけるために頬、舌、唇などの口周りの筋肉を鍛え、顎の正しい成長を促す治療法です。MRCの効果が出るのは、習慣付けがしやすく、顎が発達途中のお子様(5~15歳)が対象となります。
実際の治療方法

トレーナーと呼ばれる樹脂のマウスピースを使って、お口の中を鍛えます。
・上顎の正しい位置に舌を置く訓練
・間違った飲み込み方を正しくする訓練
・鼻呼吸の訓練
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MRCのメリット
歯を抜かない
ワイヤーを使う矯正では抜歯が必要な場合がほとんどですが、MRCでは従来生えている歯を抜かずに歯並びを治すことができます。ワイヤーがいらない
お口周りの筋肉や顎を鍛えることで治す治療法なので、よく矯正で目にする金属などでできたワイヤーは必要ありません。後戻りがない
ワイヤーの装置を付けた治療は外部から力を加えて無理やり治すため、装置を外すとどうしても多少なりとも戻ってしまいます。そのため、ワイヤーの装置を使った矯正は、装置を外した後も後戻り防止のマウスピースなどを使用します。
MRCは正しい習慣を身に着けることで歯並びを治すので、歯並びが治る=習慣が身に付いている=後戻りする可能性がないのです。
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1カウンセリング・資料作成
事前に記入していただいた問診票を基に、まずはお子さんのお口の状態の確認のため、お話をお伺いしたりお口の情報収集をします。
カウンセリングではお子さんの歯並びの状態や、お口周りでのお悩みごと、生活習慣などをお伺いします。 また、矯正歯科専用のレントゲンで歯・顎・顔含む頭部全体の状態を撮影したり、口腔内・お顔・全身の写真撮影を行います。 -
2治療計画のご提案
検査結果を基に、お子さんオリジナルの治療計画をご提案いたします。
治療計画にご納得いただけましたら、治療スタートとなります。
何か分からないこと、気になること、不安なことなどございましたら心の内に留めずお気軽にお聞きください。 -
3トレーニング指導・ご自宅でのトレーニング
MRCはご自宅での日課として訓練を行うことがメインになってきます。
当院ではアクティビティー(舌、唇、呼吸を改善する練習)を指導させていただき、それをご自宅で実践していただきます。
ご自宅では、昼間1時間+就寝時のマウスピースの着用と、トレーニングを1日10分程度行います。
トレーニングは家族のコミュニケーションの一環として、親御さんも協力しながらお子さんと一緒に取り組んでください。 -
4月に1度トレーニングの確認、指導
トレーニングの確認と指導を、月に1度当院で行います。専属のスタッフが担当させていただきますので、ご安心ください。
また、トレーニング経過は下記の4つの方法でしっかり記録させていただいております。スタッフと一緒に治療の成果を一緒に感じていきましょう!当院での治療の記録
1.記録ノート
トレーニングの進み具合を専用のノートに記録します。
2.口腔内写真の撮影
歯並びが実際どう変わっていくのか治療開始前と現在までを比較してお見せします。
3.全身写真の撮影
MRCは歯並びだけでなく、お顔立ち・姿勢にも好影響を発揮します。合わせて見てみましょう。
4.動画チェック
実際にお子さんが嚥下、呼吸などのトレーニング風景を撮影し、こちらも治療開始前と現在までを比較してお見せします。
写真や動画はデータを蓄積していくので、経過をいつでもご確認いただけます。
MRCのゴール

鼻呼吸ができていること
安静時に口が閉じていること
舌が口蓋の正しい位置にあること
嚥下時に口や顔の動きがないこと
歯が綺麗に並んでいること
治療後の保定がいらないこと
上記の6つができれば、治療完了です。
口呼吸改善のトレーニング
口呼吸改善のトレーニングに「あいうべ体操」と「マウステープ」があります。
- こんなお悩みのある方におすすめです
- ・口がいつも開いている
- ・風邪をひきやすい
- ・だるい、やる気がおきない
- ・姿勢が悪い
- ・なんとなく疲れやすい
- ・アトピーやリウマチなどの自己免疫疾患
あいうべ体操とは
あいうべ体操は、舌や口の周りの筋肉を強化することができ、舌の力が強くできます。その結果、口を閉じた状態を保つことができるようになり、鼻呼吸が自然とできるようになります。
「あ」「い」「う」という口の動きは、口周りの筋肉(口輪筋や表情筋など)を鍛える動きです。「べー」と舌を出すことで、舌の筋肉(舌筋や舌骨筋群など)が鍛えられます。舌の筋肉を鍛えることは、舌を正しい位置に引き上げるために大切です。舌が下がってくると、重い舌を口の周囲の筋肉で支えるのは難しいため、口も開いてきます。舌が上顎にくっついていると、口を開けても口で呼吸はできず、鼻で行うことになります。
口呼吸をしていると、異物や病原菌の混じった空気などを直接吸い込むことにつながり、ウイルスなどが直接体内に入り込んでしまい、インフルエンザや風邪などに感染しやすくなります。口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療にもつながるのです。
あいうべ体操のやり方
次の4つの動作を順に繰り返します。声は出しても出さなくても、どちらでもかまいません。
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「ベー」と舌を突き出して下にのばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けると、最初はかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けた方が続けやすく、入浴時に行うのがおすすめです。
また、あいうべ体操は、話す時より口をしっかり大きく動かす必要がありますが、無理はしないよう注意しましょう。
マウステープ
睡眠時に、口呼吸対策のためのマウステープがあります。マウステープは就寝中に口に貼り、鼻呼吸へ自然と改善するための方法の1つです。マウステープの使い方を下に挙げます。
- まず、サージカルテープ(医療用の紙テープ)を用意する
- テープを5cmほどに切り、唇の中央に貼る
- 貼ったまま就寝し、口呼吸を抑制する
- 朝、起きたらテープを剥がす
あいうべ体操と同様に、マウステープも毎日続けることをおすすめします。普段は鼻呼吸をしている方でも、就寝中はうつぶせや横向きなど、寝る体勢によって口が開きやすくなるためです。
就寝中は、唾液が極端に少なくなりますが、マウステープで口を閉じることにより、口の中は潤います。また、マウステープの前にあいうべ体操をすると、さらに効果的になります。
よくある質問
- 適応年齢はありますか?
- 5~15歳の間にスタートするのがおすすめです。
- 治療期間の目安はありますか?
- 個人差もありますが目安はおよそ2年です。
- 費用はどれくらいかかりますか?
- 初期費用が30~50万円、アクティビティトレーニングが月4,000円です。(いずれも税別)
筋機能矯正MRCのご相談・お問い合わせは
ひばりデンタルケアクリニックまでお気軽にどうぞ!