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治りやすい歯周病・治りにくい歯周病
2018年4月3日
こんにちは。
少し前になりますが、勉強会の先輩の講演があり、参加させていただきました。
タイトルは「治りやすいペリオ(歯周病)、治りにくいペリオ」〜歯周病治療はおおむねやさしい〜
ということで、口腔内疾患でよくみられる歯周病についてのお話しでした。
歯を失う大きな原因でもある歯周病は、とても難しい疾患で、患者さんの中でも、悩んでる方はたくさんいらっしゃいます。
そんな歯周病にどう対応していくことが重要なのか、ということをお話しできたらと思います。
歯周病になる要素としてはいくつか挙げられますが、その中でも注目すべき点としては、
・年齢
・喫煙の有無
・歯肉の状態
・全身疾患
・口腔清掃状態
・歯にかかる力の問題
見ての通り、歯周病にはただ歯を磨いてないと罹患してしまうという訳ではなく、それ以外の要素でも罹患してしまうのです。
この点からどういったタイプの歯周病かにふるい分けをし、治療方針を決定していく必要があります。
そして、大きく二つのタイプに分けることができ、
「治りやすいタイプ or 治りにくいタイプ」
に分けられます。
タイプ分けをして、治りやすいからといって安心はできないし、治りにくいからといって諦める必要もありません。
それぞれにあった改善方法がありますので、歯周病でお悩みの方は是非、一度相談していただけたらと思います。
一番大事なのは、歯周病は慢性疾患なので大きく進行してしまうと、なかなか元どおりに治すことが難しくなる疾患です。
そのためにも日々の口腔ケア、メインテナンスを欠かさない事が重要だと思います。
宜しくお願い致します。
ひばりデンタルケアクリニック
上田