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歯を抜かない治療法
2017年9月19日
こんにちは!
今日は歯の抜歯か非抜歯かのお話しをしたいとおもいます。
いろいろな状況はありますが、当院では歯は可能な限り残したいと考えています。
虫歯が大きくなりすぎて、根っこだけになり、抜歯をしなければいけない状況になった方もいらっしゃると思います。
その様な場合でも部分的な矯正治療や、ちょっとした外科処置によって残すことができます。
永久歯は一度なくなってしまうと、もう次はありません。
失った事による代償は大きく、その後の治療が付随し通院回数や医療費がさらに増してしまいます。
そうならないためにも日々の予防が必要なのですが、歯の破折など予期せぬトラブルもあるかと思います。
歯の状態によっては、歯を残せない場合もありますが、精密な診査、診断を行い、治療が可能かどうかを判断致しますので、
一度、ご相談いただければと思います。
ひばりデンタルケアクリニック
上田
妊娠中の歯科治療について
2017年9月17日
こんにちは!
今日は妊娠中の歯科治療についてのお話しです。
妊娠中はホルモンバランスにより口腔内環境が大きく変化するため、歯茎から出血したり、お口の中が乾燥し、虫歯や歯周病のリスクが上がると言われています。
悪阻の影響で歯磨きもあまり行えないこともあるかと思いますので、悪化させないためにも出産後まで待つのではなく、
安定期での治療をお勧めします。
歯科治療に関しては、お腹のお子さんに影響があると思っている方もおられますが、時期に注意すれば歯を抜くことも可能です。
逆に虫歯で痛くて眠れない、食事ができない、イライラするなどの症状が続けば胎教にもよくありません。
治療における麻酔は無痛分娩に使われるもので、体内に入ると肝臓などで分解され、尿と共に排泄されます。
麻酔薬が胎盤を通過することがないため、妊娠中の方でも安心です。
歯科のレントゲン写真は、あごは歯の周辺を撮影するため、直接お腹にX線が当たることはありません。
防護エプロンを着用して腹部を保護すれば、被曝量は限りなくゼロになるため、赤ちゃんへの影響はないとされています。
抗生物質に関しては、胎児に悪影響を及ぼす薬があるため、妊娠8週以内では使用しません。
鎮痛剤は、痛みによる精神的ストレスがある場合、比較的安全なものを少量使用します。
いずれも必要性と安全性を計りにかけ、適切な時期や分量を十分考慮し、通院中の産婦人科の先生に確認してから処方します。
他に何かわからないことがある場合は当院スタッフまで、お声掛けください。
よろしくお願いします。
ひばりデンタルケアクリニック
上田
削る虫歯、削らない虫歯
2017年9月7日
みなさんこんにちは!
9月になりましたね。昨日、今日と半袖では少し、過ごしにくい肌寒い日が続いています。
季節の変わり目は免疫力が低下しがちですので、体調にはお気をつけください!
さて、皆さん歯科検診の際に、虫歯と診断された経験もあるかと思います。
そこで、虫歯だからといってすぐに削って、詰め物をしなければいけないとお思いの方もいらっしゃると思いますが、
それは大きな間違いで、虫歯も削る必要があるものから、削らなくてもいい虫歯もあるんです!
詰め物をするにあたっては多少の大きさの穴が必要になります。
初期の虫歯だとそこまで大きな穴はあいておらず、詰め物をする際に健康な歯までを削ってしまわないといけないのです。
小さい虫歯の場合は、まずは予防処置等で経過をみるという選択肢もあります。
それにあたっては、患者さん自身の生活習慣や虫歯になるリスクにも変わってきますので、
唾液検査などを含めた、全体的な口腔内診査が必要となります。
当院は天然の歯が一番と考えており、特に削るということに抵抗のある方もいらっしゃると思いますので、
一度当院でお口の中の診査をお勧めいたします。
ひばりデンタルケアクリニック
上田
OHCP研修会参加
2017年9月5日
こんにちは。
歯科衛生士の渡部です。
先日、OHCP研修会に参加させていただきました。
OHCP(オーラルヘルスケアプログラム)とは、虫歯や歯周病のリスクを精密検査により把握し、
そのリスクに応じて一人一人に合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療を行い、その後定期的なメインテナンスを行う。
生涯に渡り、お口の中の健康を守るためのシステムです。
今回はOHCPを実践されている歯科医院で働く、歯科衛生士の方々の貴重なお話を聞くことができました。
患者さんの一人一人の虫歯や歯周病のリスクを把握することの重要性や、そうならない為の知識の情報提供、
環境づくりが重要だと改めて考えさせられました。
虫歯、歯周病は予防できる病気です。
今後もより知識を深め、皆様のお口の中の健康を守る為にスタッフ一同、日々努力していこうと思います。
次回は虫歯のリスクを知る!
唾液検査についてお話しします!
ネイザルサイクル
2017年8月31日
こんにちは!
もう今日で8月も終わりですね。
本当に雨の多い、少し寂しい夏休みではなかったでしょうか?
さて、みなさん、ネイザルサイクルって言葉をご存知でしょうか?
鼻呼吸における現象の一つで、
左右交代に起こる鼻閉のことを言います。
「鼻サイクル(ネイザルサイクル)」といわれ、
1〜3時間たつと鼻のよく通る側は反対に移動します。
つまり、左右が交代で起こる鼻閉は生理的現象で、病気ではありません。
よくよく気にしてみると、鼻は片方しか空気が通ってないことがわかると思います。
例えば鼻づまりが半日同じところがつまっている場合は生理現象ではなく、何らかの問題がありますので、受診をお勧めしますが、
そうでなければ、全く気にしなくていいと思います。
若干、鼻での呼吸に抵抗を感じるかもしれませんが、口ではなく、しっかり鼻を使い呼吸をするようにしましょう!!
ひばりデンタルケアクリニック
上田
予防歯科セミナーが9月より予約制になりました。
2017年8月25日
みなさん、いつもご参加ありがとうございます。
毎月ひばりテラスにて行わせてもらってます、予防歯科セミナーですが、9月より予約制となりました。
参加ご希望の方は当院までご連絡いただければと思っております。
9月も継続して、お子さんの「お口ポカン」についてお話しができればと思っております。
日程 9月27日(水曜日)10:30〜
その他、疑問に思っていることなど、聞く時間も設けておりますので、お答えできればと思います。
参加者には特典がありますので、奮ってご参加お待ちしております。
当日の飛び込みも引き続き歓迎しておりますので、宜しくお願い致します。
詳細はこちらです。
http://machiniwa-hibari.org
ひばりデンタルケアクリニック
上田
親知らず抜歯の先生
2017年8月24日
こんにちは!
みなさん、親知らずってご存知かと思いますが、一番後ろにある歯でなかなかお掃除が難しくありませんか?
状況によっては斜めに生えてきたり、中途半端に埋まっていたりして、汚れが溜まりやすくなってしまうケースが多々有ります。
それにより、親知らず周囲の歯茎が腫れたり、手前の歯が虫歯になってしまったりと、周囲に影響が出てしまいます。
可能な限り清掃を頑張ってもらうよう、こちらも徹底した清掃方法の指導等を行いますが、
それでも、こういった状況になってしまった方もいらっしゃると思います。
治療の選択肢としては抜歯があるかと思いますが、
これまでは、埋まってしまった親知らず抜歯は遠くの大学病院に紹介状を書き、通院してもらうということを行なっていました。
そこで、来月の9月からになるのですが、日本大学歯学部の口腔外科より専門の先生に月に1回、土曜日に来ていただき、治療を行ってもらうことになりました!
遠くて通えない、平日は厳しいという方にはオススメです!
親知らずの抜歯以外にも口腔外科領域のことでの相談も行なっていますので、ご希望の方は当院スタッフまでお声掛けください!
ひばりデンタルケアクリニック
上田
夏休み特別企画!!
2017年8月22日
こんにちは!
8月も終盤にかかり、22日連続雨でなかなか夏満喫といかない、日々かと思われますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
明日の23日、水曜日に定期的に開催させてもらってます、ひばりテラスにて10:30より予防歯科セミナーを開催致します。
夏休み特別企画ということで、最近のお子さんによくみられる「お口ポカン」の原因についてお話しができたらと思っています。
小学生の親御さんたちを対象としたセミナーではありますが、0歳のお子さんにも効果的な予防方法の内容もあり、
特典も用意しておりますので、奮ってご参加ください!!
ひばりデンタルケアクリニック
上田
態癖について
2017年8月10日
こんにちは!
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回も夏休みで、お子さんと過ごす時間が多い時に是非、観察していただきたい事があります。
みなさん、態癖という言葉を聞いた事ありますか?
態癖とは、誰にでもある癖のひとつで、これにより歯並びや顎の成長に悪影響を与え、顔や全身の歪みの原因となります。
ご自身やお子さんで当てはまるものはありますか?
頬杖、口呼吸、うつぶせ寝、横向き寝、爪噛み、片噛み、指しゃぶりなど。
これらは全て態癖になります。
歯は数グラムの力が加わるだけで、動いてしまうので、態癖の影響で歯並びや噛み合わせが悪くなってしまう事は多々あります。
また、自覚せずに行っている場合がほとんどなので、家庭で生活習慣を見直し、意識してやめる事が大切です。
当院で行っているMRC矯正はこのような態癖にスポットをあて、歯並びを治しながら改善できる矯正治療です。
お子さんがひとつでも当てはまり、気になることがございましたら、スタッフまでお声掛けください!
ひばりデンタルケアクリニック
新井
三大夏風邪 手足口病
2017年8月5日
今年も手足口病が流行しているようです。
これはウィルスによる感染で、口の中や手足などに水疱性の発疹ができる病気です。
ウィルスに感染すると3〜5日後に症状がでて、他に発熱もみられることがあります。
特に対処法がある訳ではありませんが、安静にしていれば高熱が続くことは少なく、発疹も数日で治る病気です。
まれに、合併症や他の症状も出ることがありますので、しっかり経過観察を行う必要があります。
感染経路としては飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つです。
・飛沫感染
咳やくしゃみによって感染します。
・接触感染
皮膚や粘膜の直接的な接触や、ドアノブ、手すり、便座、おもちゃなどから付着し、感染します。
・糞口感染
便の中に排泄されたウィルスが、口の中に入って感染することです。
便だけでなく、便によって汚染されたものを触った手で、口を触ることで感染します。
以上のように小さいお子さんのことを考えると日常生活において、避けることが困難な感染症とも思えます。
特に予防薬などもありませんので、日頃の手洗いうがい、排泄物の処理、集団生活の際は特に注意が必要かと思います。
もしも感染してしまった場合は、症状がおさまった後も周囲にうつさないように気をつけましょう。
回復後も口からは1〜2週間、便からは2〜4週間にわたってウィルスが排出され、
感染のピークは、解熱してから24時間程度と言われています。
来院予定でこういった症状がある方は事前に申し出ていただき、予約の変更をさせていただきますので、ご了承ください。
当院でも、感染予防のため院内(おもちゃなど)の消毒には徹底しておりますので、ご安心ください。
来院された患者さんには、うがいや手指の消毒にご協力いただければと思っております。
ひばりデンタルケアクリニック
上田